株価はこれから上がる？それとも下がる？【2018/07/30-08/03】

変化日に向けてレンジ相場継続か

日経平均株価は7月27日金曜日、2万2,712.75円で取引を終えました。前回「目先は下落しているが、トレンド転換かは確定していない。中長期的な三角保ち合いのブレイクを待ちたい」と解説しました。
株価は目標株価の範囲内で推移した一週間でした。

米国の株式市場は、ニューヨークダウとナスダックともに上昇が続いた一週間でした。
ドル円相場は小動きの一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、株価は足元は短期的に上昇していますが、中長期的な三角保ち合いの範囲内での推移が続いています。
変化日がもうすぐ、そろそろどちらかにブレイクする動きが想定されます。ボラティリティの落ち着きを待ってのレンジブレイクになるかもしれません。
目標上値は2万2,800円、下値は2万2,000円、それぞれプラスマイナス150円とします。
三角保ち合いのブレイクまでには時間が少々かかるかもしれませんので、動きを待ちたいところです。それまではボックス相場が想定されますので、逆張り戦略の短期売買がよいかもしれません。
今週から早いもので8月に入りますので、さらなる閑散期になるかもしれません。閑散期はスルスルと株価が動きがちですので、銘柄ごとにトレンドを見極めたいところです。チャートが崩れた銘柄はできるだけ避け、上昇トレンド銘柄をトレンドフォローです。
アベノミクス相場の終盤戦は、すべてがいつも上がる相場ではありません。しばらくは引き続き無理に売買をする必要はなさそうですから、充電期間ととらえて、銘柄の選別に費やしてもいいでしょう。