日立ハイテクが安い、第1四半期は営業増益も電子デバイスシステムが苦戦

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/07/25 12:32
日立ハイテクが安い、第1四半期は営業増益も電子デバイスシステムが苦戦  日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が安い。24日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1730億1800万円(前年同期比5.3%増)、調整後営業利益は163億1600万円(同4.1%増)、純利益は105億7600万円(同9.7%減)と営業増益で着地したが、半導体製造装置関連を含む電子デバイスシステム事業の悪化懸念から売られているようだ。

 科学・医用システム事業は医用分析装置のアジア市場向け販売増や顧客とのサプライチェーンにおける在庫調整の終了により増収増益となり、売上高・営業利益を牽引した。ただ、電子デバイスシステム事業は、プロセス製造装置はMPU向け販売が増加したものの、評価装置のファウンダリ向け販売減により減収減益で、受注高も1~3月期の584億円から4~6月期は334億円となっており、これらがネガティブ視されているようだ。

 なお、19年3月期通期業績予想は売上高7800億円(前期比13.4%増)、営業利益630億円(同13.5%増)、純利益450億円(同10.1%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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