民間有志で「福岡ブロックチェーンコンソーシアム」を発足

配信元:フィスコ
投稿:2018/07/20 18:46

福岡に拠点がある民間スタートアップ有志が参画して、ブロックチェーン研究団体「福岡ブロックチェーンコンソーシアム」を設立した。
FVenturesLLP有限責任事業組合も、発起人の1社として参画。このコンソーシアムは、福岡市にでブロックチェーン活用プロジェクトの創出や、コミュニティを醸成することが狙いで、7月27日(金)に、「キックオフイベント」を開催する。

■具体的な活動内容

1.福岡での定期イベント開催
福岡ブロックチェーンコンソーシアム会員による、ブロックチェーン勉強会を月1回以上の割合で定期的に開催する。エンジニア向けや、非エンジニア向けブロックチェーン勉強会も定期的に開催していく。エンジニア向けコミュニティスペース「GeekStudio」は、週一回のブロックチェーン勉強会開催や、不定期のハッカソン実施を予定し、イーサリアム開発者コミュニティ「Hi-Ether」福岡支部の運営にも参画する。
2.福岡を起点としたアジア経済圏におけるブロックチェーンコミュニティ
福岡市のスタートアップ支援施設「FukuokaGrowthNext」に登記したスタートアップCryptoeconomicsLabは、ブロックチェーンコミュニティを運営している。国内有数のブロックチェーン有識者が100名集うオンラインコミュニティも運営し、ブロックチェーンエンジニア教育を実施。CryptoeconomicsLabは台湾、インドネシア、マレーシア、シンガポール、インド等のアジアや諸外国のブロックチェーンコミュニティとも連携し、福岡でのブロックチェーン事業のグローバル展開を支援する。
3.街ぐるみの民間プロジェクトを、福岡市での実証実験へ繋げる
コンパクトシティ福岡市の立地を活かし、天神地区にブロックチェーンを活用したプロジェクトのPoCを推進する。現時点でも、以下のような民間プロジェクトを実施している。
・ブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」(株式会社グッドラックスリー)
・スマートコントラクトによる労働契約の自動化(サーキュレーション、chaintope)
・ブロックチェーンエンジニアが共同生活をする「イーサハウス」(CryptoeconomicsLab)
・誰でも簡単に仮想通貨を発行できる「ボクノコイン」(スルー)
・ビットコイナー向けシェアハウス「銭家」
・スマートロックとNEMを活用した入退出管理(GeekStudio)
・天神・今泉界隈で使用できる、手作り木札の地域トークン「イマトークン」
上記のプロジェクトは、先端技術を活用した社会課題の解決や、生活の質の向上に繋がる実証実験の実現を目指している。

□会員一覧(中心不在の分散型組織/五十音順)
・FVenturesLLP(本社:福岡県福岡市、代表組合員両角将太)
・エンゲート(本社:東京都渋谷区、代表城戸幸一郎)
・GeekStudio(拠点:福岡県福岡市、代表吉野雅耶)
・グッドラックスリー(本社:福岡県福岡市、代表井上和久)
・CryptoeconomicsLab(本社:福岡県福岡市、共同代表片岡拓落合渉悟)
・CIRCULATIONTechnologyLab(拠点:福岡県福岡市、CTO大谷祐司)
・スルー(本社:福岡県福岡市、代表西出寿也)
・chaintope(本社:福岡県飯塚市、COO村上照明)
・Nayuta(本社:福岡県福岡市、代表栗元憲一)
・西日本新聞メディアラボ(代表:秀島徹)
・NEOGlobalDevelopment,JapanOperations(日本拠点:東京、本社:中国上海、創業者:DaHongfei)
・Hi-Ether(分散型コミュニティ)
・ハウインターナショナル(本社:福岡県飯塚市、担当中城元臣)
・ピクシーダストテクノロジーズ(本社:東京都千代田区、代表落合陽一)
・PoliPoli(本社:神奈川県相模原市、代表伊藤和真)
・MINT(本社:東京都渋谷区、代表田村健太郎)
・明星和楽(拠点:福岡県福岡市、実行委員長松口健司)
協力
福岡地域戦略推進協議会(FDC)
後援
福岡市

□キックオフイベント
福岡ブロックチェーンコンソーシアムKickoffイベント
日時:2018年7月27日(金)19時~21時30分
場所:FukuokaGrowthNext


【ニュース提供・エムトレ】


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