コマツや日立建機など中国関連株が安い、人民元安に警戒感広がる◇

　中国関連株が安い。コマツ<6301.T>や日立建機<6305.T>のほか、ファナック<6954.T>やダイキン工業<6367.T>、津田駒工業<6217.T>などが値を下げている。中国人民元の下落が警戒されている。人民元は、午後１時時点で１ドル＝６．７９２０元前後と前日午後５時時点に比べ０．０３４０ドル程度のドル高・元安となり、約１年１カ月ぶりの元安水準に売られた。中国人民銀行（中央銀行）が人民元の売買基準値を大幅な元安水準に設定したことがきっかけとなった。この人民元下落を契機に、米中貿易摩擦の激化懸念が膨らんでおり、中国関連株には売りが先行している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS