IBMが好決算で上昇 クラウドが好調で投資家の信頼感回復=ダウ採用銘柄

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/07/19 23:38
 IBMが上昇しておりダウ平均をサポートしている。前日引け後に4-6月期の決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回っていた。2四半期連続の増収となり、投資家の信頼感を回復している。クラウド事業が18%増収となり好調が続いている。

 ただ、人工知能(AI)「ワトソン」を含むコグニティブ・ソリューション部門の売上高は46億ドルで前年比1%減少した。同部門の大部分が低迷するトランザクションソフトウエアに関係しているためと説明しており、ワトソン自体は成長していると述べた。なお、通期の利益見通しに関しては1株13.80ドル以上を据え置いている。


(4-6月・第2四半期)
・1株利益:3.08ドル(予想:3.04ドル)
・売上高:200億ドル(予想:198.6億ドル)
 コグニティブソリューション:46億ドル
 グローバルビジネス:42億ドル
 テクノロジサービスとクラウド:86億ドル
(通期見通し)
・1株利益:13.80ドル以上を据え置き
・フリーキャッシュフロー:約120億ドル

(NY時間10:27)
IBM 148.22(+3.70 +2.58%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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