東京株式（前引け）＝米株高に追随し続伸、前引けにかけ利食い売りも

　１９日前引けの日経平均株価は前営業日比６９円１１銭高の２万２８６３円３０銭と続伸。前場の東証１部の売買高概算は５億９７０２万株、売買代金概算は１兆２２４億６０００万円。値上がり銘柄数は１１０７、対して値下がり銘柄数は８５９、変わらずは１３０銘柄だった。

　きょう前場の東京市場は前日までの地合いを引き継ぎ上値追い基調を継続した。前日の米国株市場ではＮＹダウが５日続伸しており、これに追随する動きとなった。海外ファンドによる先物への買いが現物株にも浮揚効果を与え、日経平均は一時１３０円あまり高い局面もあったが、前引けにかけ伸び悩んだ。外国為替市場で円安一服となったことなどを背景に目先利益確定売りも表面化している。

　個別ではソフトバンクグループ<9984.T>がしっかり、東京エレクトロン<8035.T>も上昇した。エーザイ<4523.T>、コマツ<6301.T>も買い優勢だった。レーザーテック<6920.T>が急伸、ネオス<3627.T>も大幅高。ダイフク<6383.T>、日本トムソン<6480.T>なども買われた。半面、ファーストリテイリング<9983.T>が反落、コーセー<4922.T>も安い。イートアンド<2882.T>が大幅安。エスケイジャパン<7608.T>が利食われたほか、ＴＯＫＹＯ　ＢＡＳＥ<3415.T>、ペッパーフードサービス<3053.T>も大きく値を下げた。

出所：minkabuPRESS