テラが続伸、がん免疫療法のアジア展開へ台湾企業と覚書

　テラ <2191> [ＪＱ]が続伸。18日大引け後、がん免疫細胞療法のアジア展開に向け、台湾のバイテクノロジー企業であるVectorite Biomedical Groupと覚書を締結したと発表しており、これを好感する買いが向かった。

　同社は子会社テラファーマを通じ、樹状細胞ワクチンの創薬化に取り組んでおり、現在、和歌山県立医科大学附属病院の膵臓がんに対する医師主導臨床試験に樹状細胞ワクチンを提供している。今回のVectorite社との技術検討に向けた覚書締結によって、樹状細胞ワクチン療法を中心としたがん免疫細胞療法を、台湾を中心にアジアで展開していくことを目指す。

株探ニュース