スター精密はカイ気配、欧州市場での工作機械の需要増で１８年１２月期の業績予想を上方修正

　スター精密<7718.T>は大量の買い物を集めてカイ気配を切り上げている。同社は１１日取引終了後、１８年１２月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を５６０億円から５９３億円（前期比２．４％減）へ、営業利益を６９億円から８０億円（同２８．８％増）へ、最終利益を５４億円から６０億円（同３．８％増）へそれぞれ増額した。

　特機事業が欧米市場で伸び悩んだものの、工作機械事業において欧州市場を中心に旺盛な需要が続いていることが業績上方修正に寄与している。

　あわせて発表した第１四半期の連結決算は、売上高２３８億８４００万円（前年同期比７７．２％増）、営業利益４０億６００万円（同３．６倍）、最終利益３３億２０００万円（同４倍）だった。

出所：minkabuPRESS