BTC、10年以内に主流になる可能性=インペリアルカレッジ調査【フィスコ・ビットコインニュース】

配信元:フィスコ
投稿:2018/07/10 04:28
 英国ロンドンにあるインペリアルカレッジが実施した調査結果で、今後10年以内に仮想通貨が支払い手段として広範に波及する潜在性を持っていると指摘されている。

「仮想通貨:信頼や導入の障壁を克服」と題する調査報告の中で、William Knottenbelt教授、ビジネススクールのZeynup Gurguc博士は、いまのところ仮想通貨が「法定通貨」のように価値を貯蓄しているとは考えていない。ビットコインや他の仮想通貨はデザイン、安定を含めて、様々な部分で改善が必要だと指摘している。ほとんどの仮想通貨は、高い出来高を管理するようにデザインされていないブロックチェーンがもとになっている。

こういった部分での改良がすすんだ場合、仮想通貨はマネーがどうのように使われるかに関しての、新しいテクノロジーの暁の到来となると期待している。

14人のノーベル賞受賞者を輩出したことを誇るインペリアルカレッジは、2015年9月にブロックチェーンの新たな取り組みに焦点をあてた仮想通貨の技術研究所を開設。また、昨年、デジタル資産ソフトウェアブラットフォーム、ブロックチェーンと提携し、デジタル資産研究所を開設、ブロックチェーン技術の潜在性の調査を目指している。

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配信元: フィスコ