【先週のドル/円の値動きと今週の経済指標】
先週の米ドル/円(TFX)は小幅反落。110.69で寄り付いた米ドル/円は、一時111.15まで値を上げたものの、米中貿易摩擦懸念の高まりや株安などにより、一時110円台前半まで値を下げる展開となりました。注目されていた非農業部門雇用者数が市場予想の19.5万人を上回る21.3万人と強い結果となった一方で、求職者が増えたことにより失業率は前回の3.8%から4.0%(市場予想は3.8%)に悪化。平均時給も前月比+0.2%(市場予想は前月比+0.3%)と前回の+0.3%から伸びが低下しました。
マーケットはこれを受けて円高に推移し、110.415で引けました。
今週の主な経済指標は図のとおりで特に12日発表される米国6月の消費者物価指数に注目しています。
米5月の消費者物価指数は前年比2.2%と3月以降、3ヶ月連続でFEDの物価目標である2%を上回って推移しており、且つ、上昇傾向となっており、今回は市場予想が2.3%とさらに強気の見通しとなっており、この傾向が継続するようであれば、9月、12月のFOMCで残すところ年内2回の利上げが現実味を帯びてきます。
マーケットはこれを受けて円高に推移し、110.415で引けました。
今週の主な経済指標は図のとおりで特に12日発表される米国6月の消費者物価指数に注目しています。
米5月の消費者物価指数は前年比2.2%と3月以降、3ヶ月連続でFEDの物価目標である2%を上回って推移しており、且つ、上昇傾向となっており、今回は市場予想が2.3%とさらに強気の見通しとなっており、この傾向が継続するようであれば、9月、12月のFOMCで残すところ年内2回の利上げが現実味を帯びてきます。