ETF売買動向＝29日寄り付き、日経レバの売買代金は128億円と低調

　29日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比30.7％減の200億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同31.1％減の182億円となっている。

　個別ではＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が新高値。純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> 、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＳ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> が4.85％高、ＮＥＸＴ日経・東商取白金指数連動 <1682> が3.61％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は5.29％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が16円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金128億9400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均160億1800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が29億円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が7億3800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が3億7200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が3億7100万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が2億6200万円の売買代金となっている。

株探ニュース