危険信号!いま新興株を買ってはいけません…

著者:中原良太
投稿:2018/06/24 12:18

危険信号!いま新興株を買ってはいけません…

マザーズが、むっちゃ弱いですね。
JASDAQも、安値近辺にいます。

先週から、新興株の勢いが急失速しています。
いやはや、怖い相場です。

新興株市場は、
いちど下がり始めると、

それから1カ月くらいは、
しばらく下落が続く傾向があります。

ですから、いまのように、
JASDAQやマザーズが下落しているときに、
新興株を買い付けると、

こっぴどい目に遭いやすいんですよね。

だからこそ、いまは、
新興株からは手を引くのが無難だと思います。

ぼくも新興株をいくつか持っているのですが、
良い「売り場」が無いか、待ちかねているところです笑

トレードの基本は、
「強い市場に資金を流すこと」
ですから、

いまのような状況では、
新興株市場よりも、そこまで弱気でない、
大型株市場の方が狙い目な気がしていますね。

とくに、ここ最近は、
過度に下落している大型株も目立ちますから、

業績が好調で、割安感が急激に高まっている大型株を狙って
「逆張り」で攻めるのが良いと考えます。

ちなみに、私自身がよく使っている投資法は
以下の3通りしかありません。

それは、以下の3通りです。

【相場が上昇相場のとき…「順張り投資」】
年初来高値更新銘柄など、上昇傾向が強い銘柄の続伸を狙います。

【相場が下落相場のとき…「逆張り投資」】
暴落相場などで、中長期で下落した銘柄のリバウンドを狙います。

【相場がボックス相場のとき…「押し目買い投資」】
人気株の下落を狙って、小さなリバウンドを狙います。

上記のように相場の状況によって投資法を使い分けると、過去の統計上、利益を出しやすい傾向があります。この3つの投資法を使い分けることで、どんな相場でも利益を出せると期待できます。

このパターンを踏まえた上で、僕の投資スタンスはこんな感じです。

【TOPIX銘柄:逆張り買い】
注目中の銘柄例:山洋電気<6516>
4月26日に決算を発表。前記は増収増益で着地しており、今期も最高益を更新する見通し。4月末に一時期株価が急伸したものの、6月からの下落で、もとの水準までもどってきました。割安感が出てきたことから、逆張りの好機と期待できるでしょう。

以上が、いまの僕の投資スタンスです。

もちろん、100%の確信などはありませんので、「何が起きても対応できるよう準備しておく」のが、良いでしょうね。

ということで、今週も気を引き締め直して、着実に利益を狙いましょう〜!
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想