決算マイナス・インパクト銘柄 … アインＨＤ、フジコーポ、ザッパラス (6月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月4日から5日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アインＨＤ <9627>
　18年4月期の連結経常利益は前の期比33.5％増の201億円に拡大したが、19年4月期は前期比10.6％減の180億円に減る見通しとなった。

▲No.2　ながの東急 <9829>
　19年1月期第1四半期(2-4月)の連結最終損益は1800万円の赤字(前年同期は900万円の黒字)に転落した。

▲No.3　ザッパラス <3770>
　18年4月期の連結経常損益は7億円の赤字(前の期は2.9億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9627> アインＨＤ 　　東１　　 -4.59 　　6/ 5　本決算　　　-10.58
<9829> ながの東急 　　ＪＱ　　 -1.89 　　6/ 5　　　1Q　　　 86.67
<3770> ザッパラス 　　東１　　 -1.56 　　6/ 5　本決算　　　　　－
<7605> フジコーポ 　　東１　　 -0.61 　　6/ 5　　上期　　　 32.17

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース