アジア株 総じて上昇、米中貿易摩擦の懸念後退で

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/05/21 18:32
東京時間18:19現在
香港ハンセン指数   31234.35(+186.44 +0.60%)
中国上海総合指数  3213.84(+20.54 +0.64%)
台湾加権指数     10966.20(+135.36 +1.25%)
韓国総合株価指数  2465.57(+4.92 +0.20%)
豪ASX200指数    6084.49(-2.87 -0.05%)
インドSENSEX30種  34608.62(-239.68 -0.69%)

 21日のアジア株は、総じて上昇。米中通商協議で米国の対中貿易赤字を減らすため、中国が米国のモノとサービスの輸入を大幅に増やすことに合意したことを受け、米中貿易摩擦への懸念が後退しており、アジア株の上昇につながっている。米国株価指数先物が時間外取引で大きく上昇していることも支援材料となっている。
   
 上海総合指数は続伸。保険大手の中国平安保険、銀行大手の中国農業銀行、通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズ、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、ウエハメーカーの三安光電が買われた。

 香港ハンセン指数は続伸。保険会社のAIAグループ、世界的金融グループのHSBCホールディングス、電子部品メーカーの瑞声科技(AACテクノロジーズ・ホールディングス)、食品加工サービスの万洲国際(WHグループ)、ホテル・娯楽施設運営のギャラクシー・エンターテインメントが買われた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。ヘルスケア、公益事業が上昇、電気通信サービス、素材が下落した。医療診断サービスのソニック・ヘルスケア、投資会社のスパーク・インフラストラクチャー・グループが買われる一方で、通信会社のテルストラ・コーポレーション、金属・鉱業会社のサウス32が売られた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)