ノーリツ鋼機、前期最終を一転2.1倍増益に上方修正・14期ぶり最高益更新へ

配信元:株探
投稿:2018/05/11 16:00
 ノーリツ鋼機 <7744> が5月11日大引け後(16:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。18年3月期の連結最終利益を従来予想の32億円→89億円(前の期は42.9億円)に2.8倍上方修正し、一転して2.1倍増益を見込み、一気に14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結税引き前利益は従来予想の52億円→51億円(前の期は63.4億円)に1.9%下方修正し、減益率が18.1%減→19.7%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の14.2億円→71.2億円(前年同期は40.2億円)に5.0倍増額し、一転して77.0%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上収益は、ものづくり及びヘルスケアセグメントが好調であったことと、シニア・ライフセグメントにおいて連結子会社が増加したことにより、業績予想に対して10億円増の570億円を見込んでおります。一方、営業利益及び税引前利益は、主にシニア・ライフセグメントにおける物流費の高騰及び新規顧客獲得のための広告宣伝費の先行投資の増加により、それぞれ4億円減の50億円及び1億円減の51億円を見込んでおります。親会社の所有者に帰属する当期利益は、上記の繰延税金資産を計上すること等により、57億円増の89億円を見込んでおります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
4,145.0
(13:05)
+10.0
(+0.24%)