フマキラ、前期経常を3%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2018/05/08 16:00
 フマキラー <4998> [東証2] が5月8日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の26億円→26.8億円(前の期は24億円)に3.4%上方修正し、増益率が8.0%増→11.7%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.9億円→9.8億円(前年同期は3.1億円)に9.8%増額し、増益率が2.9倍→3.1倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の24円→26円(前の期は2→1の株式併合前で11円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (連結業績)売上高につきましては、個別の売上高が予想よりも増加したことにより、前回発表予想数値を上回る見込みです。 利益面につきましては、海外子会社の売上原価率が期初予想より上昇したものの、個別の売上高の増加により売上総利益が増加いたしました。その結果、営業利益、経常利益は前回発表予想数値を若干上回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は、税金費用及び非支配株主に帰属する当期純利益が期初予想より減少したため、前回発表予想数値を上回る見込みです。 (個別業績)売上高につきましては、主力である殺虫剤の売上高の増加により、前回発表予想数値を上回る見込みです。利益面につきましては、売上高の増加による売上総利益の増加及び販売費及び一般管理費の減少等により、経常利益は、前回発表予想数値を上回る見込みです。当期純利益は、税金費用が期初予想より減少したため前回発表予想数値を上回る見込みです。※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の経済・事業環境の変動等の事業リスクや不確定要因により、予想数字と異なる場合があります。

 当社は、業績や将来の事業展開、内部留保などを総合的に勘案しつつ、株主様への安定的かつ継続的な配当を実施していくことを経営の重要課題として位置づけております。平成30年3月期の期末配当予想につきましては、このたびの個別業績予想の上方修正を踏まえ、前回予想から2円増配の1株当たり26円に上方修正させていただきます。
配信元: 株探

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