滝上工、前期経常を22％上方修正、配当も10円増額

　瀧上工業 <5918> [東証２] が5月8日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の9億円→11億円(前の期は7.6億円)に22.2％上方修正し、増益率が18.4％増→44.7％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.9億円→7.9億円(前年同期は4.2億円)に33.7％増額し、増益率が39.5％増→86.6％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の55円→65円(前の期は10→1の株式併合前で10円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別）　個別の業績につきましては、進行基準適用工事の売上高の増加はありましたが、経常利益及び当期純利益は、前回（平成30年２月14日）発表の業績修正予想に近い結果となりました。（連結)　通期の連結業績につきましては、上記の個別の要因に加え、鋼構造物製造事業の連結子会社における設計変更の獲得などによる増益が計上できたことから、業績予想を修正するものであります。（注）上記の業績見通しは、当社が現時点で合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は見通しと異なる可能性があります。

　　当社は、平成30年２月に会社創立80周年を迎えました。これもひとえに株主の皆様をはじめとする関係各位の長年に亘る温かいご支援、ご厚情の賜物と深く感謝申し上げます。　つきましては、当期業績も堅調であることを踏まえ、財政状態や内部留保等を総合的に勘案し、平成30年３月期の期末配当において１株当たり１0円の記念配当を実施させていただきまして、１株当たり60円とさせていただきます。