日カーボン、人造黒鉛電極の価格是正などが寄与し18年12月期の業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/04/27 15:40
日カーボン、人造黒鉛電極の価格是正などが寄与し18年12月期の業績予想を上方修正  日本カーボン<5302.T>は27日取引終了後、18年12月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を375億円から415億円(前期比48.4%増)へ、営業利益を70億円から110億円(同4.3倍)へ、最終利益を46億円から74億円(同2.5倍)へそれぞれ増額した。

 人造黒鉛電極の価格是正、半導体関連市場の好調さを背景としたファインカーボン製品の売上伸長、車載向けを中心としたリチウムイオン電池負極材も堅調に推移し、炭化けい素連続繊維は第2工場が本格稼動を開始するなど、事業環境が好転した。また、第2四半期以降は、人造黒鉛電極の更なる価格改定が進展すると予想している。

 あわせて発表した第1四半期の連結決算は、売上高84億8900万円(前年同期比48.2%増)、営業損益18億9700万円の黒字(前年同期6100万円の赤字)、最終損益12億1800万円の黒字(同1億1200万円の赤字)だった。

出所:minkabuPRESS
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