大井電気、前期経常を一転黒字に上方修正

配信元:株探
投稿:2018/04/25 15:30
 大井電気 <6822> [JQ] が4月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常損益を従来予想の2億円の赤字→1.6億円の黒字(前の期は4億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.1億円→9.7億円(前年同期は9.6億円)に58.7%増額し、一転して0.9%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上につきましては、ネットワーク工事保守事業に関して、電力、キャリア向けの通信機器工事および通信線路工事について、受注増や一部工事の前倒し等があったため、上記のとおりとなる見込みです。営業利益・経常利益につきましては、ネットワーク工事保守事業に関して、上記の売上増および工事分野の売上構成の変動に伴う利益改善に加え、改善策を進めておりました材料費および外注費等の費用の圧縮が効果を上げたことにより上記のとおりとなる見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、情報通信機器製造販売事業において、公正取引委員会から受けました排除措置命令及び課徴金納付命令に関連し発生する可能性のある損失を考慮し、162,867千円を特別損失として計上した結果、上記のとおりとなる見込みです。なお、期末配当金につきましては、平成30年2月7日の予想通り1株当たり5円を予定しております。(注)上記の予想は、現時点で当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により見通しと異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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