ベクターが大幅続落、オンラインゲーム不調で18年3月期は営業赤字幅が拡大

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/04/23 12:30
 ベクター<2656.T>が大幅続落。20日の取引終了後に発表した18年3月期単独決算が売上高12億7500万円(前の期比13.6%減)、営業損益2億3300万円の赤字(前の期6700万円の赤字)、最終損益2億2900万円の赤字(同1億7100万円の赤字)となり、赤字幅が拡大したことが嫌気されている。

 主力のオンラインゲーム事業で、前期にサービスを開始したタイトルの不振だったほか、今期に開始した新規スマホゲームの業績が計画を下回ったことが響いた。法人向けソフトウエア販売は堅調だったが、カバーできなかった。

 なお、19年3月期業績は、現段階では合理的な業績予想数値の算定を行うことが困難であるとして第1四半期予想のみ発表しており、売上高2億6000万円(前年同期比8.5%減)、営業損益6000万円の赤字(前年同期3800万円の赤字)、最終損益6200万円の赤字(同3700万円の赤字)を見込んでいる。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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