20日の米国市場では、NYダウが201.95ドル安の22462.94、ナスダック総合指数が91.93ポイント安の7146.13と下落し、シカゴ日経225先物は22075円と大阪日中取引比85円安。ただ、為替は1ドル107円70-80銭付近と前週末午後3時時点より円安となっており、23日の東京市場は寄り付きで米国株安を受けた売りを消化した後は、このところの押し目での買い需要が強いこともあり、円安を強材料に切り返す展開が予想される。米株安は世界的なスマホ販売の鈍化観測を嫌気したアップル株の下落が主因だったため、東京市場では東エレク<8035>など電子部品株は買いが見送られそうだ。一方、トヨタ<7203>やホンダ<7267>といった円安メリットの大きい自動車株には資金が集まろう。格上げ等が観測されている小野薬<4528>、ベル24HD<6183>、アークス<9948>などに注目。
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