栄研化[東1](4549)が高値更新、独社と結核・マラリア検査装置の販売契約締結
栄研化[東1](4549)は、24日に2590円(+69円)で3営業日続伸。2605円(+84円)と買われ15日につけた年初来の高値2559円を更新しました。
23日大引け後に同業の独ヒューマン社とLAMP法による結核・マラリアの遺伝子検査装置の販売契約を締結したと発表したことを材料視。感染の有無を約1時間で判断できる検査装置を、160か国以上に販路をもつヒューマン社を通じて海外市場に展開することへの期待感先行となっています。
このLAMP法による結核・マラリアの遺伝子検査装置は、FIND(革新的で新しい検査法を開発するために設立された非営利目的の基金、本部ジュネーブ)と共同開発したもので、WHOの推奨を取得したと10日に発表済みです。
今2017年3月業績予想には織り込んでいますから、通期業績予想は据え置いていますが、将来的に業績に貢献するとの期待が高まる方向です。
また、注目されることは、大塚HD[東1](4578)傘下の大塚製薬が200万株(9.1%)保有していることです。同社が保有しているアース製薬[東1](4985)やBML[東1](4694)など、これまで大きく上昇した銘柄が多く、次は栄研化[東1](4549)に出番到来とのムードが高まりそうです。
多くのバイオ関連銘柄は、2013年5月に大天井を形成し、往って来いとなった感はありますが、栄研化[東1](4549)においては、同年5月高値2766円と上昇した後、1500円前後で下値を固め15年5月高値2735円と買い直されてから、2000円割れの中段で値固めし、上昇してきましたので、保ち合い上放れ3000円大台乗せも期待されそうです。
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