作成日:2014/12/14
衆院選の結果は、予想通りの自民党の圧勝となり、公明党と合わせた与党で3分の2の議席数を確保しました。
この結果を受け、過去2年間推し進めてきた「アベノミクス」が国民の信認を得たことで、経済政策推進のスピードアップが見込まれることとなります。
今後は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「3本の矢」を具体化することで、景気回復がより実感を伴う姿となることへの期待感から、週明けからの株式相場は新たな上昇ステージに突入すると予想されます。
その具体的要因として、日銀は、2015年も上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)を積極的に買い進める方針を鮮明にしており、また、政府も国策としてROE(株主資本利益率)を高める姿勢を掲げ、「JPX日経400指数」の定着を図る一方で、国内株式の運用比率を引き上げた年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、高ROE銘柄を中心に、組み入れを加速させることが想定され、また、それに便乗し海外からもたくさんのマネーが流入してくることが見込まれるからです。
さらに、急ピッチで進行している円安に伴い、主力輸出関連企業を中心に様変わりの業績向上が予想され、その恩恵は徐々に系列関連企業にも波及することが期待できることから、賃金上昇から消費拡大へと景気回復の好循環がより力強いものとなることも予想されます。
こうした、数多くの好条件を背景に、株価は2015年も力強い上昇を続けると見ており、2年前のアベノミクス相場に乗り遅れた個人投資家でも、まだまだこれから続く上昇相場の恩恵に預かれるチャンスは残っています。
まだ、証券口座やFX口座を持っていないという場合には、口座開設、口座維持手数料はどこの会社も無料なので、ちょっとでも気になる方はまずは口座開設をして、これからの相場に備えておきましょう。
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