株式投資にはさまざまな手法があります。どの手法でもいつもうまくいくわあけではありませんし、その相場にズバッとはまるときもあります。
私の手法は、それほどメジャーな企業ではなく、あまり外部環境の変化に業績が影響を受けず、当面現時点よりいい業績状況が見込まれ、しかもバリュエーションが低いという観点で銘柄を選んでいます。そのような銘柄が今年に入って市場の人気を集めています。
これらの銘柄は、テーマとか言うわあけではありませんから、材料株のようにとんでもなくどこまでも短期で上がることがありません。そのような株では中期的な逆張りが極めて効果的です。
そのような観点で銘柄を選んでいますので、今年の当コラムの推奨銘柄を見ていただきますと、かなりびっくりするくらい上がっています。
たとえば、
ニトリホールディングス(9843)
みん株記事:https://money.minkabu.jp/44498
ヤオコー(8279)
みん株記事:https://money.minkabu.jp/44635
日特エンジニアリング(6145)
みん株記事:https://money.minkabu.jp/44927
ということで、タイミングで言えば、常に1年のうちでもっともグッドなタイミングにあるのが伊藤園優先株(25935)です。
まず伊藤園はお茶の会社ですが、今やコカ・コーラ、ビール大手3社を向こうに回して、飲料市場で押しも押されぬ第3位の地位を占めています。
しかも、米国進出、タリーズを通じたカフェへの進出もすでに花が開いていまして、第2、第3の柱となりつつあります。
なお、同社には普通株のほかに優先株があります。これは議決権がない代わりに、配当が普通株より10円多いというものです。本来はむしろ普通株より割高でもおかしくありませんが、インデックスに採用されていないという特殊要因で、機関投資家があまり買いませんから万年割安で、高配当利回りです。
高配当株の常で、権利落ち後が最もお得な買い場となりますから、毎年5月末から6月初旬に底をつけます。
なお、同社のビジネスの強さの秘密や優先株の魅力はこちらで解説しています。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/753
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