BBT Research Memo(4):2018年3月期第2四半期累計業績は半期ベースで2期ぶりに最高益を更新

配信元:フィスコ
投稿:2018/01/23 15:24
■業績動向

1. 2018年3月期第2四半期累計業績の概要
ビジネス・ブレークスルー<2464>の2018年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比5.2%増の2,545百万円、営業利益が同47.8%増の308百万円、経常利益が同42.5%増の312百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.1%増の199百万円となった。売上高はマネジメント教育サービス事業が減収となったものの、「A-JIS」を中心としたプラットフォームサービス事業の拡大により、7期連続で過去最高を更新した。営業利益は、プラットフォームサービス事業の増益効果に加えて、マネジメント教育サービス事業についてもコスト削減に取り組んだことで増益に転じており、全体では2期振りの過去最高益更新となった。

売上総利益率は前年同期の52.8%から51.9%に低下したが、これは学校・園の運営・維持コストが売上原価に含まれるプラットフォームサービス事業の売上構成比が前年同期の33.5%から37.5%に上昇したことが要因となっている。一方で、販管費率は前年同期の44.2%から39.8%に低下し、実額ベースでも55百万円の減少となった。減少額の主な内訳は、広告宣伝費で23百万円、支払手数料で19百万円、減価償却費で8百万円となっている。期初会社計画は開示していないものの、マネジメント教育サービス事業の売上高がやや弱含んだ以外はおおむね順調に推移したと見られる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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