安川電、ソニー、ジンズメイトなど

配信元:フィスコ
投稿:2018/01/24 16:31
<6506> 安川電 5790 -270大幅反落。前日に主力銘柄のなかで先陣を切って第3四半期決算を発表。10-12月期営業利益は138億円で前年同期比77%増、会社計画線上での着地となったもようだが、市場予想は5億円程度下振れたとみられる。一方、受注は同18%増と堅調、足元では中国のサーボモータも回復に転じているようだ。ここまでの株価上昇で期待感が高まっていたとみられ、サプライズの限定的な決算で短期的な出尽くし感が先行。

<5423> 東製鉄 986 -4買い先行も利食いに押される。第3四半期決算を発表。10-12月期営業利益は27億円で前年同期比13%減益、上半期は同46%の増益であったことから、収益は失速する形になっている。市場予想もやや下回ったとみられるが、スクラップ価格上昇の影響に足元で警戒が高まっていたため、会社計画線上での着地に安心感が先行した。1-3月期は10-12月期比で減益の見通しだが、やや保守的との見方が優勢のようだ。

<6758> ソニー 5442 -290大幅反落。前日はアクション映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の興行収入好調を手掛かりに大幅高となったが、本日はJPモルガン証券が投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げしており、利食い売りが優勢に。部品コストの圧迫、およびiPhone X受注の伸び悩みによるデュアルカメラ搭載採用の遅れを業績予想に反映させているもよう。なお、目標株価は5400円としている。

<6274> 新川 1617 +288大幅反発で上昇率3位。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を新規に「バイ」、目標株価を2100円としていることが買い材料視された。GPUやCPUなどを実装するフリップチップボンダの需要本格化で、関連装置業界のトップグループへの返り咲きを織り込みだすタイミングと判断しているようだ。今期営業利益は3億円予想に対して、来期は20億円、再来期は30億円を予想している。

<7448> ジンズメイト 1061 -2買い先行も利食いに押される。1月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比12.3%増で6カ月連続でのプラス成長、前月の同13.2%増に続く高い伸びに。クリスマスから年末年始商戦にかけての気温の低下で、アウターやカットソーなどが好調に推移。1月はライトオン<7445>西松屋チェ<7545>など他の衣料品専門店が伸び悩んでおり、同社の好調が際立つ格好に。
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