個別銘柄戦略:リコーや神戸製鋼所に注目

配信元:フィスコ
投稿:2018/02/02 09:39
前日の大幅反発の反動もあり、ややこう着感の強い相場展開になりそうだ。1日の米国市場では債券利回りの高止まりが警戒され、上値の重い展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円やしの23285円となり、朝方は利益確定の流れが先行する格好になろう。
もっとも、日経平均は昨日の上昇で心理的な上値抵抗だった5日線を突破して25日線に接近しており、ここからは強弱感が対立しやすい水準ではある。そのためこう着といっても想定内の動きになりそうだ。米国ではフェイスブックの決算が評価されたほか、取引終了後に発表したアマゾンについても、予想を上回る決算内容となり、時間外で上昇している。
利食い一巡後はハイテク株への押し目買いが意識されるほか、金利上昇を背景とした金融セクターの動向も注目されよう。その他、決算等ではリコー<7752>神戸製鋼所<5406>ミネベアミツミ<6479>、CTC<4739>など。また、格上げ等が観測されているところでは、日進工具<6157>、東邦チタ<5727>が注目される。 <HT>
配信元: フィスコ

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