注目銘柄ダイジェスト(前場):Shinwa、インプレスH、クロスマーケなど

配信元:フィスコ
投稿:2018/03/22 12:28
串カツ田中<3547>:3290円(+115円)
一時3530円まで急伸。みずほ証券が投資判断「買い」、目標株価4800円でカバレッジを開始している。わずか7年間で100店舗体制を達成した串カツ専門店「串カツ田中」は、レシピのPB化による「味の外部流出の防止」と「店ごとの味のバラつきの最小化」、小商圏・省投資モデルによる「高スピード出店が可能」と「相対的に人材採用が容易」など、一挙両得の特性を多数備えた類稀なフォーマットと評価しているようだ。


Shinwa<2437>:443円(+80円)
ストップ高。レジストアートと業務提携基本合意書を締結するとともに、レジストアートの株主であるアートイットと株式譲渡契約を締結し、アートイットが保有するレジストアートの株式の一部を取得すると発表している。所有割合は18.37%となる。レジストアートは、ブロックチェーン上に芸術作品を登録し、会員向けに作品の検索・照合・販売サービスを行うプラットフォームのシステム構築を目指している。


サンバイオ<4592>:3645円(-155円)
朝方に一時3465円まで急落も下げ渋る動きを見せている。野村證券を割当先として行使価額修正条項付第13回新株予約権(行使指定・停止指定条項付)を発行すると発表している。潜在株式数は400万株で、発行済株式の8.79%に相当する。また、調達資金の差引手取概算額額は152.90億円となり、中枢神経系疾患の脳梗塞及び外傷性脳損傷を対象とした再生細胞薬「SB623」市販後の製造・物流・販売体制構築等に充当する。


日製鋼所<5631>:3370円(-105円)
大幅続落。一昨日に業績修正を発表、売上高や営業利益は据え置いているが、最終利益は従来予想の135億円から100億円に下方修正、風力発電機事業の再構築のため57億円の引当を計上したこと、素形材・エネルギー事業の環境が回復せず14億円の減損損失発生を見込むことなどが下方修正の背景。CLSA証券では株価への強気姿勢は維持としているが、投資判断は「バイ」から「アンダーパフォーム」に格下げのもよう。


国際帝石<1605>:1315.5円(+47円)
大幅反発。原油市況の上昇を受けて原油高メリット銘柄として関心が向かっている。前日のNY原油先物は大幅続伸で前日比1.6%の上昇に。米EIAが発表した週間在庫統計で、原油在庫は325万バレル程度の増加が予想されていたなか、予想外に262.2万バレルの減少となった。製油所の稼働率も90%台にまで上昇と過度な供給力の上昇懸念も後退、先行きの市況上昇期待など高まる状況となっている。


インプレスH<9479>:257円(+25円)
大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表、通期最終利益は2億円から3.5億円に上方修正、第4四半期に懸念された年賀状ムックやカレンダーなど大型季節商品の返品が想定内に収まる見込みであること、書籍販売及びメディア事業の広告収入が堅調に推移していることなどが業績上振れの背景に。また、年間配当金は、従来0.50-1.50円のレンジとしていたが、2.50円配当としている。株価の値頃感の強さも妙味に短期資金の関心集まる展開へ。


クロスマーケ<3675>:594円(+49円)
急反発。3月27日付でマザーズから東証1部へ市場変更すると発表している。子会社のクロス・マーケティングは08年10月にマザーズへ上場し、同社は持株会社として13年6月に設立され、マザーズへ上場した。パッシブファンド等の資金流入に期待した買いが向かい、株価は朝方に605円まで上昇する場面があった。
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配信元: フィスコ

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