ダイキアクシス Research Memo(6):環境創造開発型企業としてESGに配慮した経営による発展を目指す

配信元:フィスコ
投稿:2018/03/26 15:36
■中長期の成長戦略

1. 中期経営計画「V-PLAN60」
ダイキアクシス<4245>は2016年12月期から2018年12月期までの3ヶ年中期経営計画「V-PLAN60」を策定した。会社設立から10年を機に経営理念を一新し、コーポレートスローガンを「PROTECT×CHANGE」(プロテクト・バイ・チェンジ)とした。新しい経営理念を「ダイキアクシスグループは、『環境を守る。未来を変える。』を使命とし、環境創造開発型企業として発展を続けることで、社員の生活向上及び社会の発展に貢献する。」と制定した。コーポレートスローガンは今後の海外事業の拡大に鑑み、国内はもとより世界により分かりやすい表現に改められた。

成長戦略は、水に関わるインフラの膨大な需要が見込まれる海外事業を急拡大すること、国内ではメンテナンス事業や上水事業などストック型ビジネスの積み上げを図ることである。また、DCMグループとの良好な関係を生かして、住宅機器関連事業はDCMチャネルを販売網として活用し、再生可能エネルギー事業では太陽光発電に係る売電事業の拡大を図る。

現中期経営計画の最終年度となる2018年12月期の連結売上高は35,600百万円(2015年12月期比10.0%増)、連結営業利益は1,350百万円(同42.6%増)、ROEは13%以上を目標とする。株主還元策では、配当性向を30%以上に引き上げる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

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配信元: フィスコ

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