注目銘柄ダイジェスト(前場):レノバ、放電精密、マネックスGなど

配信元:フィスコ
投稿:2018/04/06 12:12


レノバ<9519>:2852円(+457円)
大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は30憶円で前年同期比18.8%増益、前期末に連結化した大津ソーラー匿名組合事業や、今第1四半期に連結子会社化をしたユナイテッドリニューアブルエナジーが寄与する形になった。また、4月30日を基準日として1:2の株式分割を実施とも発表。さらなる流動性の向上に伴う、一段の人気化期待へとつながっている。


放電精密<6469>:1824円(+284円)
3日ぶり大幅反発。2019年2月期の連結業績予想は増収増益となり、営業利益が前期比約2.45倍の9億5400万円に急拡大すると発表している。航空機エンジン部品の売り上げが増加することに加え、金型事業が好調に推移する見通し。18年2月期の業績を圧迫した成田事業所の爆発火災事故に伴う代替生産が解消されることも収益を押し上げるとみられている。


マネックスG<8698>:451円(+51円)
大幅反発。コインチェックが同社のからの出資を受け入れる方針を固めたと報じられている。同社は過半の持ち分を取って経営権を握り、さらに上積みを目指していくもよう。昨日は多くの不透明要素も警戒されて利食い売りが優勢になったが、本日は改めて仮想通貨事業への期待感が先行する形に。金融庁がコインチェックの業者登録を容認へなどと伝わっていることも、一つの不透明要因の解消と捉えられている。


雪印メグ<2270>:3150円(+169円)
大幅続伸。5月1日出荷分から家庭用チーズのほぼ全品を対象とした値上げ、並びに、ナチュラルチーズ3品の容量変更を発表しており、今後の収益増加期待へとつながっている。家庭用チーズの値上げは、2017年5月以来1年振りとなるもよう。平均の値上げ率が約5%程度となる見込みであり、みずほ証券では、5月の値上げ以降の年間ベースでは25-30億円程度の増益効果になると試算しているようだ


ジンズ<3046>:6280円(+450円)
大幅反発。前日の引け後に業績予想の下方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の26億円から21.8億円、前年同期比7.8%増に減額している。ただ、第1四半期は5.5億円で同30%減益にとどまっていたため、業績下振れは想定線と捉えられている。また、同時に発表した3月の月次動向では、既存店売上高が前年同月比10.1%増となり、今8月期では最大の伸び率になっている。下半期以降の更なる収益回復も期待できる状況に。


7&iHD<3382>:4806円(+182円)
大幅続伸。前日に前2月期の決算を発表、営業利益は3917億円で前期比7.4%増益、想定通りの順調な決算で、8期連続での増益となった。一方、今2月期予想は4150億円で同6.0%増益、市場予想の4190億円レベルに近い水準へ。サプライズは乏しいが、堅調な業績推移確認で安心感が先行している。また、イズミとの業務提携も発表、共同仕入れや共同出店なども検討しているが、首都圏特化戦略の進展としてポジティブに受け止められている。


フロイント<6312>:936円(+16円)
一時急反発。2019年2月期連結業績予想で営業利益が前期比3.6%減の19億円になると発表している。18年2月期は3.4%減の19億7100万円で減益基調が続くものの、微減にとどまる見通し。医薬品業界では、薬価改定など医療費抑制策の強化が広がっており、市場の成長鈍化が懸念されている。このため製薬用の機械設備を柱とするフロイント産業の収益を圧迫するとみられていたが、業績予想が底堅いことから買い戻しが優勢となっている。
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配信元: フィスコ

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