三協立山は波乱展開、第3四半期83%営業減益も織り込み済み

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/04/04 13:30
 三協立山<5932.T>は波乱の展開。午後1時ごろに発表した第3四半期累計(17年6月~18年2月)連結決算が、売上高2411億3000万円(前年同期比2.4%増)、営業利益8億4800万円(同83.8%減)、純利益2億2800万円(同92.9%減)と大幅減益となったことを受けて、下げ幅を拡大し一時、前日比82円安の1500円まで売られる場面があったが、1月に18年5月期通期予想を下方修正していたことから織り込み済みとの見方が強まり、その後は前日終値前後へ下げ渋っている。

 第3四半期累計業績は、マテリアル事業で一般機械・輸送分野の需要を獲得したことや、国際事業で輸送分野を中心とした需要獲得や為替の影響などにより増収を確保したものの、アルミ地金価格の上昇や建材事業での売り上げ減少などが響き、営業利益は大幅に悪化した。

 なお、18年5月期通期業績予想は、売上高3360億円(前期比4.7%増)、営業利益25億円(同62.8%減)、純利益12億円(同43.5%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:minkabuPRESS
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