大陽線の次が肝心
【基調】
転換点
【目先の注目材料】
・3/29 米2月PCEコアデフレーター、米新規失業保険申請件数、米3月シカゴ購買部協会景気指数
・主要国株価、米長期金利
【本文】
昨日のドル/円は、前日終値から1.5円以上も上昇してクローズ。一日の上昇幅としては昨年1月6日以来の大きさを記録した。大幅高の背景は、北朝鮮情勢の改善や米経済指標の好結果というファンダメンタルズ面に加え、日本企業の大型M&A観測や月末・期末に絡むドルニーズといった需給面の要因も指摘されている。
また、107円ちょうど前後まで上昇する過程で日足一目均衡表の転換線と基準線をまとめて上抜いており、テクニカル面からも流れが変わりつつある事が示唆されている。13日に付けた月初来高値107.288円の突破が上昇トレンド入りの第1関門であろう。
本日の東京市場では戻り売りに押されて106.40円前後まで押し戻されているが、このままズルズルと弱含めば、昨日の上昇は四半期末を前にした短期筋の買戻しに過ぎなかったという評価につながりかねない。欧米勢は明日からイースター休暇に入るとあって、多くは期待できそうにないが、大陽線の次の足型が今後の相場展開にとって重要になる事は間違いなさそうだ。
転換点
【目先の注目材料】
・3/29 米2月PCEコアデフレーター、米新規失業保険申請件数、米3月シカゴ購買部協会景気指数
・主要国株価、米長期金利
【本文】
昨日のドル/円は、前日終値から1.5円以上も上昇してクローズ。一日の上昇幅としては昨年1月6日以来の大きさを記録した。大幅高の背景は、北朝鮮情勢の改善や米経済指標の好結果というファンダメンタルズ面に加え、日本企業の大型M&A観測や月末・期末に絡むドルニーズといった需給面の要因も指摘されている。
また、107円ちょうど前後まで上昇する過程で日足一目均衡表の転換線と基準線をまとめて上抜いており、テクニカル面からも流れが変わりつつある事が示唆されている。13日に付けた月初来高値107.288円の突破が上昇トレンド入りの第1関門であろう。
本日の東京市場では戻り売りに押されて106.40円前後まで押し戻されているが、このままズルズルと弱含めば、昨日の上昇は四半期末を前にした短期筋の買戻しに過ぎなかったという評価につながりかねない。欧米勢は明日からイースター休暇に入るとあって、多くは期待できそうにないが、大陽線の次の足型が今後の相場展開にとって重要になる事は間違いなさそうだ。