ドル/円、上値抑制の流れ継続
昨日のドル/円は106円台で上値が重い展開。NY市場では、米政権の保護主義・孤立主義に対する懸念から株価が軟化する中、一時106.00円台まで下落する場面もあった。ただ、ドルはユーロなど円以外の主要通貨に対しては概ね堅調で、一時のような問答無用のドル売りというムードではない。なお、次期米国家経済会議(NEC)委員長に指名されたクドロー氏は「ドルは現状よりも若干高い水準が望ましい」と発言している。
3月決算期末に向けたラストスパート的な本邦勢の円買いや、日米の政治に対する不透明感などがドル/円の上値を抑える流れは変わりそうにない。本日も主要国の株価動向を睨みつつ106.00円前後や105円台後半のサポート力が試される展開となりそうだ。
(ドル/円予想レンジ: 105.700-107.000円)
3月決算期末に向けたラストスパート的な本邦勢の円買いや、日米の政治に対する不透明感などがドル/円の上値を抑える流れは変わりそうにない。本日も主要国の株価動向を睨みつつ106.00円前後や105円台後半のサポート力が試される展開となりそうだ。
(ドル/円予想レンジ: 105.700-107.000円)