株価は下落トレンドに転換。どこまで下がる?【2018/03/05-03/09】

著者:横山利香
投稿:2018/03/04 09:49

底打ちを確認しても遅くはない

日経平均株価は3月2日金曜日、2万1,181.64円で取引を終えました。
前回「リバウンド上昇が継続中。リバウンド上昇か、底を打ったのか、もう間もなく判明するだろう」と解説しました。
株価は目標上値あたりで取引を終え、目標下値を一気に下回った一週間でした。

米国の株式市場も下落トレンドに転換した一週間でした。
ドル円相場はドル売りに転換した一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、2月27日につけた高値2万2,502.05円で目先の天井となりました。
米国の中間選挙をにらんだ動きで、急速に地合いが悪化。株価は窓を空けて下落し、短期では下落トレンドに転換しました。
目標上値は2万1,600円、下値は2万0,400円、それぞれプラスマイナス250円とします。
2月の上昇がリバウンド上昇であることがほぼ確定しました。
一相場が終わり、仕切り直しの新たな相場に移行する可能性があります。底打ちの確認を待っても遅くはないでしょう。
スイングではすでに戻り売りの水準ではありませんから、安易な空売りで右往左往しないようにしましょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想