田中商事が急反落、１８年３月期業績予想を下方修正し期末配当は減配へ

　田中商事<7619.T>が急反落している。前週末２３日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を３２５億４０００万円から２８１億６４００万円（前期比２．３％減）へ、営業利益を１６億４４００万円から８億６６００万円（同２２．３％減）へ、純利益を９億８６００万円から５億２２００万円（同３１．９％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　物件受注戦略のさらなる推進を図るため、人材の教育などによる現場対応力の強化で積極的な受注活動を行ったが、労務費や資材費が高騰したことが利益を圧迫したという。また　同時に従来未定としていた期末配当を１０円にすると発表。年間配当は２０円となり、前期実績の２５円に対しては５円の減配となる予定であることもマイナス材料視されているようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）