【買い】バリューコマース(2491)アフィリエイト広告企業、上場来高値も視野に入る◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2018/02/23 11:03

アフィリエイト広告企業、上場来高値も視野に入る

業種:サービス
時価総額:471.5億円
PER:28.26倍
PBR:6.34倍

【18年12月期最終65%増益と6円増配見通しで】
1/30の18年12月期の連結業績予想は、売上高が188億円(前期比11.3%増)営業利益は24億5000万円(同10.2%増)と2ケタ増収増益を見込み、最終利益については16億7000万円(同65.3%増)と高変化を見込んでいることで、これを材料視する買いを呼び込んでいる。スマートフォンを起点とするネット広告市場の成長が収益を後押しする見通し。17年12月期連結決算は売上高が168億8900万円(前の期比3.5%減)と減収だったものの、営業利益22億2300万円(同2.4倍)、最終利益10億1000万円(同2.9倍)と利益面の伸びが際立った。また17年12月期配当は従来予想から1円増額した年10円とし、18年12月期は6円増配の16円を計画。

【更なる利益の上振れも】
2018/12期は売上げ、営業利益、最終利益ともに過去最高益を更新予定であり、アフィリエイト・CRMは金融以外の分野が伸長し、全体とては堅調である。

【テクニカルの良好】
分割効力後の上場来高値は2013/11の1666円であるが足元の1/31の決算を期に相場の流れが変わった模様。5日線にサポートされ上値追いの展開が続き、上場来高値も視野に入って来た。


アフィリエイト広告トップ級でヤフー子会社。金融、旅行業界に強み。スマホ向けに注力している。

(2/23現在)
3/20追記 同社は3/13に自社運営するアフィリエイト(成果報酬広告)プログラムで、クリックや注文がどのブラウザーやアプリ経由で発生したのかを把握できる「ブラウザー・アプリ別レポート」の提供を開始したことを明らかにした。「ブラウザー・アプリ別レポート」は、広告をクリックしたブラウザーやアプリと、商品を注文したブラウザーやアプリがわかるレポートを、広告主とメディアに提供するもの。このレポートを活用することで、ユーザーの導線を正しく把握することができ、効果的な出稿先を選定することが可能になる。
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,060.0
(04/26)
+36.0
(+3.51%)