5日線サポートも22000円が壁に 明日は強弱感の分岐点になりそう

著者:市原義明
投稿:2018/02/21 18:02

◆個別物色の展開が続きそう

22日(木)の日経平均は、神経質なもみ合いが続く想定です。

21日(水)は、前日比で200円を超える上昇からマイナスに転じる場面もあり、日中は乱高下しました。最終的に小幅反発になりましたが、方向感のつかみにくい結果でした。

ただし、連日で22000円台から押し返された印象です。今日は右肩上がりの5日線が下値をサポートしていますが、明日は下落すると5日線を割れてしまうため、強弱感を占う分岐点になりそうです。

上昇して22000円台を奪回できれば5日線に沿った反発局面が継続、反落して5日線を割れてしまうと、22000円が戻りの壁として意識されそうです。

一方、日経ジャスダック平均、マザーズ指数はそろって5日続伸、東証1部も騰落銘柄数は連日で値上がりが上回っています。

日経平均は神経質なもみ合いですが、小型株は比較的しっかりしているので、心理的にはそれほど悪化していない印象です。

明日も日経平均を横目に小型株を中心にした個別物色になりそうです。


市原義明
株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元: 達人の予想