日カーボンがストップ高カイ気配、18年12月期営業益2.7倍で50円増配

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/13 09:48
 日本カーボン<5302.T>がカイ気配のままストップ高水準に駆け上がり値がつかない状態。同社は9日取引終了後に発表した18年12月期の連結業績予想は売上高が375億円(前期比34.1%増)、営業利益は70億円(同2.7倍)、最終利益は46億円(同55.3%増)と急変貌を見込んでおり、年間配当も一気に前期比50円増配の100円とした。これがポジティブサプライズとなった格好だ。

 中国向け需要の復活などで黒鉛電極の採算が改善、車載用2次電池負極材も好調なほか、半導体向け中心に炭素繊維などファインカーボンが伸びて業績を押し上げる。17年12月期連結決算は売上高279億6400万円(前の期比22.1%増)、営業損益25億6900万円の黒字(前の期6億6300万円の赤字)、最終損益29億6100万円の黒字(同54億1300万円の赤字)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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