株価は大幅安。底打ちはまだ?もう底打ちした?【2018/02/13-02/16】

著者:横山利香
投稿:2018/02/11 11:00

逆張り短期売買と戻り売り戦略で

日経平均株価は2月9日金曜日、2万1,382.62円で取引を終えました。
前回「下落トレンドが継続中。目先はリバウンド狙いの逆張り短期売買か、戻り売りに徹した方がよい」と解説しました。
株価は当初の想定レンジ以上に下落して取引を終えた一週間でした。

米国の株式市場も大幅安の一週間でした。
ドル円相場はは小動きの一週間でした。


気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、2月6日に2万1,078.71円の安値をつけました。
前回解説したように、日経平均株価もニューヨークダウも、高値から安値まで10%を超える下落となりました。
短期的なレンジの上値は2万2,650円、下値は2万0,750円、それぞれプラスマイナス250円とします。
短期的には下落トレンドが継続中ですが、短期で二番底をつけた可能性を考えると、いったん下げ止まってトレンドが転換する可能性も考えられます。
とは言え、株価が高くなればリバウンド取りの売りや、株価下落に巻き込まれた戻り売りも出て、利益確定売りに押される展開も想定されます。
前回同様、目先はリバウンド狙いの逆張り短期売買か、戻り売りに徹しましょう。
あくまでも短期を想定しています。短期売買が苦手な人や、値動きが不安な人は、マーケットが落ち着くまで無駄な売買は控えてもいいかもしれません。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想