株価は下落トレンド継続中。とるべき戦略【2018/02/06-02/09】

著者:横山利香
投稿:2018/02/06 09:39

リバウンド狙いか戻り売り、もしくはお休みで

2月2日にニューヨークダウが665ドル安、そして、5日に1,175ドル安となりました。
前回、「米国の株式市場が短期的な天井を打った場合、少なくとも高値から10%から20%程度の下落があっても全く不思議ではない」と解説しましたが、現時点で10%程度です。

米国の株式市場の大幅な下げを嫌気して、日経平均株価は2月5日に2万3,000円を割り込みました。6日現在、2万2,000円も割り込んでいます。現時点で、日経平均株価は高値から10%程度の下落で、2017年11月からの上昇が帳消しです。
想定レンジを大きく下振れる不測の事態です。
短期的なレンジの下値は2万0,700円、それぞれプラスマイナス350円としますが、想定外は織り込んでいません。

下落トレンドが継続中のため、前回同様、目先はリバウンド狙いの逆張り短期売買か、戻り売りに徹しましょう。
落ちるナイフは、先に拾っても後に拾ってもそう変わりはありません。
早く買えば含み損に、ここから売って踏み上げられる可能性も否定できません。
よくわからない場合は目先の底打ちまで無駄な売買は控えて、資金も精神も削らないようにした方がいいでしょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想