短期的に下げ過ぎの印象だが、投資家心理の悪化が警戒される

著者:市原義明
投稿:2018/02/05 17:48

◆4ヶ月半ぶりに終値で75日線を割り込んだ

6日(火)の日経平均は、投資家の慎重姿勢から続落の想定です。

5日(月)は、米国株の急落を受けて全面安の展開になりました。日経平均は大幅続落でおよそ4ヶ月半ぶりに終値で75日線を割り込みましたから、調整が長引きそうな状況になってきました。

ただし、1月23日に24129円の高値をつけてから、今日の安値22659円まで約2週間で1470円の急落なので、目先的には売られ過ぎが意識されそうな下がり方です。

明日は今晩の米国市場の結果次第ですが、米国市場の動向が警戒されて今日の日中にほとんどリバウンドしなかったと考えられますから、投資家心理が弱気に傾いていると思われます。

続落の想定ではありますが、短期的には下げ過ぎになりそうなので、やや下げ渋る想定です。ただし、反発すれば戻り売りに押されそうですから、上値も重くなりそうです。


市原義明
株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元: 達人の予想