トランプ大統領2018年一般教書演説から注目したい銘柄群

著者:木村佳子
投稿:2018/01/31 13:37

メキシコとの国境の壁はインフレ整備と中間選挙の一環でとらえたい

トランプ大統領の2018年一般教書演説が終わりました。
演説時間は長かったものの、内容はシンプルで

アメリカ第一主義の貫徹
リスクを取り除く=北朝鮮問題や不法移民問題
メキシコとの国境の壁建設費用を含む予算案を民主党も歩み寄って認めるべき

などのトピックが目を引きました。

さて、メキシコの壁ですが
カリフォルニア州
ニューメキシコ州
テキサス州
が関連州となります。

ここにメキシコとの壁を建設すればインフラ関連には恰好の需要となり州は潤い、州の就労者には仕事が増え州民も利益を得ます。

ちなみに前回の選挙でカリフォルニア州とニューメキシコ州は民主党支持者が多くトランプ大統領が負けた州です。
ここにインフラ需要を起こすことはトランプ氏の2018年の中間選挙にも効果を発揮すると思われます。

よってトランプ氏、ひいては共和党にとってメキシコの壁は非常に重要な政策であり、ぜひとも推進をしたいのだろうと推察します。

さて、こうしたニーズに対して株式投資で日本市場における関連株探しということになると

コマツ 6301
三菱商事8058
丸紅8002
三井物産8031
などがありますし、投資信託でとなると
米国インフラ関連株ファンド(愛称グレート アメリカ)(アセットマネジメントOne運用)
・・・取り扱い証券会社等で購入できる

などもあります。

一般教書演説というイベント通過でマーケットにも変化が出てくると思いますので臨機応変に対応し、チャンスを逃さないようにしたいですね。



配信元: 達人の予想

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