続く横ばい。新トレンド待ちの年越しに【2018/01/04-01/05】

年末、短期資金は新興市場に

日経平均株価は12月29日金曜日、2万2,764.94円で取引を終えました。
前回「株価は三角保ち合いの範囲内での動きに終始している。トレンドに変化がない限りは、引き続き高くなったら戻り売り、もしくは安いところを買って高くなったら売るで、短期売買を繰り返せばよい」と解説しました。
株価は想定レンジ内で取引を終えた一週間でした。

米国の株式市場は小動きの一週間でした。
ドル円相場は小動きの一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、短期的に形成していた三角保ち合いを、上に、下にと抜けながら、株価は横ばいでの推移が続いています。
短期的なレンジの上値は2万3,200円、下値は2万1,900円、それぞれプラスマイナス250円とします。
横ばいの時間が長くなるにつれて、株価もだいぶん煮詰まってきました。そのおかげで、年末は直近IPOをはじめとした新興市場に短期的な資金が流れ込む流れとなりました。
いつ新たなトレンドが発生してもおかしくはありません。新トレンドが発生したらトレンドフォロー戦略でよいでしょう。
トレンドに変化がない限りは、引き続き高くなったら戻り売り、もしくは安いところを買って高くなったら売るで、短期売買を繰り返せばよいでしょう。
先高観があるのはよいことです。しかし、だからこそ新年は慎重を期すことを考えておいて損はありません。短期売買や資金管理等に努めてリスク低減を図り、新年は好スタートを切りたいですね。

毎回記事をお読みいただき、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。