外為サマリー:112円20銭前後へ下落、ジリ安で下値探る展開続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/22 15:46
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=112円19銭前後と前日午後5時時点に比30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=131円77銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円の上値は重く、ジリ安のなか下値を探る展開。日本時間の朝に行われたイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)の講演で同氏は「バランスシートの縮小は順調」と述べたが、市場の反応は限定的だった。このなか、時間外取引の米10年債利回りは軟調な動きとなり、ドルも下落。午後3時前に一時112円15銭まで値を下げた。23日は日本が「勤労感謝の日」、米国は「感謝祭」で休場となるため、様子見気分も出ている。今晩は10月31~11月1日に実施された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が発表され、その内容が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1744ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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