株価は短期リバウンド中。今後の動きは?【2017/11/20-11/24】

著者:横山利香
投稿:2017/11/19 12:44

リバウンド狙いか戻り売り戦略で

日経平均株価は11月17日金曜日、2万2,396.80円で取引を終えました。
前回「超短期の下値支持線を割り込み、目先の上昇トレンドが転換した可能性が出てきた。トレンドがはっきりしない間は安いところを買って高くなったら売るの短期売買を繰り返し、高値掴みに注意」と解説しました。
株価は久しぶりに下落しましたが、想定レンジ内で取引を終えた一週間でした。

米国の株式市場は小動きの一週間でした。
ドル円相場は若干円高に動いた一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、11月9日につけた高値2万3,3820.15円が目先の天井となり、反転。超短期の下落トレンドに転換しました。
16日には一時2万2,000円を割り込み、2万1,972.34円の安値を付けましたが、終値では2万2,000円台を回復。超短期の上値抵抗線を上回って取引を終えました。
短期的なレンジの上値は2万3,000円、下値は2万1,500円、それぞれプラスマイナス200円とします。
株価は現在、短期リバウンド中です。戻りとなるのか、押し目となるのかが判明する可能性も考えられますので、確認が大切でしょう。
11月に入ってから値動きがようやく出てきて、値動きも軽くなりました。引き続きトレンドがはっきりしない間は、安いところを買って高くなったら売る、もしくは高くなったら戻り売りで短期売買を繰り返し、高値掴みに注意しましょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想