昭和シェルは続落、石油製品マージン改善などで17年12月期通期の利益予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/15 10:10
 昭和シェル石油<5002.T>は続落している。同社は14日取引終了後、17年12月期通期の連結利益予想の上方修正を発表した。同社の場合、10月下旬以降、短期間に急ピッチな上昇が続いていたことへの反動に加え、全体相場の最近の続落基調もあり、きょうは売りが先行しているようだ。

 営業利益を630億円から810億円(前期比74.5%増)へ、最終利益を430億円から520億円(同3.1倍)へそれぞれ増額した。ただ、売上高は2兆800億円(同20.5%増)で据え置いた。

 石油製品マージンが改善したことや、原油価格が想定価格よりも上昇したことに伴う棚卸資産評価の影響額の増加などにより、各段階の利益が前回予想を上回る見通しとなった。なお、第4四半期(10~12月)は、ドバイ原油・1バレル=58ドル、為替レート・1ドル=113円を前提としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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