2万3000円！株価は上がる？下がる？【2017/11/13-11/17】

目先は上昇トレンド転換の可能性も視野に

日経平均株価は11月10日金曜日、2万2,681.42円で取引を終えました。
前回「短期的な上昇トレンドに変化はない。引き続き短期的な下値支持線を割り込まない限り、トレンドフォロー戦略でよい」と解説しました。
株価は一時2万3,0000円台の大台を突破しましたが、結局、想定レンジ内で取引を終えた一週間でした。

米国の株式市場は小動きの一週間でした。
ドル円相場でも小動きの一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、11月9日に2万3,0000円の大台を突破したことで加速度が増し、出来高を伴って2万3,382015円の年初来高値を更新しました。
短期的なレンジの上値は2万3,100円、下値は2万1,900円、それぞれプラスマイナス200円とします。
株価は11月10日、超短期の下値支持線を割り込みました。目先の上昇トレンドが転換した可能性が出てきました。11月に入ってからボラティリティが高まってきていますので、上昇トレンドの押し目なのか、トレンド転換の入り口なのかはまだ確定していません。
上昇トレンドの継続がはっきりすればトレンドフォロー戦略でいいでしょうが、トレンドがはっきりしない間は、安いところを買って高くなったら売るの短期売買を繰り返し、高値掴みに注意しましょう。