スズキ、日本・インド・欧州での業績向上で１８年３月期通期の連結業績予想を上方修正

　スズキ<7269.T>は２日取引終了後、１８年３月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を３兆４０００億円から３兆６０００億円（前期比１３．６％増）へ、営業利益を２４００億円から３０００億円（同１２．５％増）へ、最終利益を１４５０億円から１８００億円（同１２．５％増）へそれぞれ増額した。

　日本、インド、欧州での業績向上や、為替が想定よりも円安となったことなどにより、前回発表予想を上回った。

　また、第２四半期末の配当を前回予想に比べて８円増配の３０円。また、期末の配当予想も、同じく同８円増配の３０円とすると発表した。この結果、年間配当金は１６円増配の６０円となる予定。

　あわせて発表した第２四半期累計の連結決算は、売上高１兆８３１０億９７００万円（前年同期比２２．２％増）、営業利益１７２８億８１００万円（同４９．７％増）、最終利益１０４２億８００万円（同４．３％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）