<動意株・30日>(大引け)=セメダイン、JALUX、オリジナル設計など
セメダイン<4999.T>=ストップ高。同社は28日の日本テレビ系情報番組「ズームイン!!サタデー」で、同社の導電性接着剤「SX-ECAシリーズ」が紹介されたことを受けて、物色人気が高まっているようだ。従来の導電性接着剤やハンダづけでは、「高温加熱が必要」「硬化後が硬い」といった課題があったが、同社の導電性接着剤を使用することで、木や布、フィルムといった熱に弱く、柔軟性を持った素材にも電機性能を付与することが可能になるという。未来の技術と開発者を特集するコーナー「フューチャリスタ」で取り上げられた。
JALUX<2729.T>=後場に入って一段高。同社はきょう午前11時30分に、18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。経常利益は23億1500万円(前年同期比36.5%増)となり、通期計画46億円に対する進捗率は50.3%となった。売上高は741億1700万円(同12.1%増)で着地。航空機エンジン部品などの売り上げが増えたほか、空港店舗の販売が伸びたことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
オリジナル設計<4642.T>=後場一段高で600円台を回復。同社は上下水道のコンサルタントなど水処理のパイオニアで、安倍首相が掲げる国土強靭化など防災をテーマに活躍が期待されている。日本の下水道のインフラ資産は道路に次ぐ規模で約130兆円とも言われている。東京五輪に絡む都市開発特需だけではなく、今後、法定耐用年数超えによる更新需要が同社の業績を押し上げる可能性があり、株価指標面からも割安感が強いだけに投資資金が集まり始めたようだ。
大阪工機<3173.T>=一時ストップ高し、年初来高値更新。同社は前週末27日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が従来予想の112億円から113億2000万円(前年同期比14.5%増)へ、営業利益が2億4000万円から3億8800万円(同2.4倍)へ、純利益が1億3100万円から2億900万円(同3.8倍)へ上振れたようだと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。上期に予定していた一部経費の執行を下期に延期したことが要因としている。
三社電機製作所<6882.T>=ストップ高。同社は27日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を220億円から240億円(前期比19.6%増)へ、営業利益を6億6000万円から12億円(同5.4倍)へ、最終利益を4億5000万円から9億5000万円(同7.5倍)へそれぞれ増額した。通期連結業績予想については、半導体事業で中国市場を中心に主力のモジュールの販売が引き続き好調に推移していることに加え、電源機器事業でも、電子部品向けの金属表面処理用電源の販売が伸長している。また、利益面でも増収効果により期初業績予想対比で改善する見通し。
ニレコ<6863.T>=一時ストップ高し、年初来高値更新。同社は産業用制御・計測機器を手掛けており、独自技術を駆使してパソコンやスマートフォンなど情報端末の高機能化の流れを取り込んでいる。世界的に進行するデジタル化に伴う経済構造変化でビジネスチャンスを得るとの見方が強い。また、電気自動車(EV)向けでは市場急拡大中のリチウムイオン電池など2次電池用位置制御装置などが伸びており、同社業績の成長エンジンとして期待が高いようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
JALUX<2729.T>=後場に入って一段高。同社はきょう午前11時30分に、18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。経常利益は23億1500万円(前年同期比36.5%増)となり、通期計画46億円に対する進捗率は50.3%となった。売上高は741億1700万円(同12.1%増)で着地。航空機エンジン部品などの売り上げが増えたほか、空港店舗の販売が伸びたことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
オリジナル設計<4642.T>=後場一段高で600円台を回復。同社は上下水道のコンサルタントなど水処理のパイオニアで、安倍首相が掲げる国土強靭化など防災をテーマに活躍が期待されている。日本の下水道のインフラ資産は道路に次ぐ規模で約130兆円とも言われている。東京五輪に絡む都市開発特需だけではなく、今後、法定耐用年数超えによる更新需要が同社の業績を押し上げる可能性があり、株価指標面からも割安感が強いだけに投資資金が集まり始めたようだ。
大阪工機<3173.T>=一時ストップ高し、年初来高値更新。同社は前週末27日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が従来予想の112億円から113億2000万円(前年同期比14.5%増)へ、営業利益が2億4000万円から3億8800万円(同2.4倍)へ、純利益が1億3100万円から2億900万円(同3.8倍)へ上振れたようだと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。上期に予定していた一部経費の執行を下期に延期したことが要因としている。
三社電機製作所<6882.T>=ストップ高。同社は27日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を220億円から240億円(前期比19.6%増)へ、営業利益を6億6000万円から12億円(同5.4倍)へ、最終利益を4億5000万円から9億5000万円(同7.5倍)へそれぞれ増額した。通期連結業績予想については、半導体事業で中国市場を中心に主力のモジュールの販売が引き続き好調に推移していることに加え、電源機器事業でも、電子部品向けの金属表面処理用電源の販売が伸長している。また、利益面でも増収効果により期初業績予想対比で改善する見通し。
ニレコ<6863.T>=一時ストップ高し、年初来高値更新。同社は産業用制御・計測機器を手掛けており、独自技術を駆使してパソコンやスマートフォンなど情報端末の高機能化の流れを取り込んでいる。世界的に進行するデジタル化に伴う経済構造変化でビジネスチャンスを得るとの見方が強い。また、電気自動車(EV)向けでは市場急拡大中のリチウムイオン電池など2次電池用位置制御装置などが伸びており、同社業績の成長エンジンとして期待が高いようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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