ハロウィン効果
今年もこの季節がやって来ました。“この”とは、季節的なアノマリー(※)である、【黄金の180日(=半年)ルール】、ないしは【ハロウィン効果】のことを示し、具体的には『10月末買い、(翌年)4月末売り』のことで、そのプラスリターン率の高さから“究極のアノマリー”とも呼ばれています。
(※ 「アノマリー」:マーケットにおいて、はっきりとした理論的根拠を持つ訳ではないものの、よく当たるかもしれないとされる経験則や傾向・パターンのこと)
当然、すべての通貨ペアや投資銘柄がそのアノマリーに当てはまる訳ではなく、また、毎年必ずワークする手法というものではないものの、投資の鉄則とも言える『(投資とは)確率の高い方にbetするゲーム』(bet:賭ける、乗る)という基準に従えば、一見する価値はあるのではないかと考えます。
以下、日経225、NYダウ、米ドル/円、豪ドル/円、NZドル/円、そして英ポンド/円の6銘柄の2000年以降における『10月末買い、4月末売り』の勝敗表(注)をご覧ください。(注:該当年の10月最終日終値レートを「始値」、翌年4月最終日終値レートを「終値」とした場合、陽線引けを「勝ち」、陰線引けを「負け」としています。)
上図より、2000年以降17年間の勝敗および勝率は、高い方から記述すると、
NYダウ:14勝3敗(.823)
豪ドル/円・NZドル/円:13勝4敗(.764)
日経225・米ドル/円・英ポンド/円:12勝5敗(.705)という結果に。
さらにそのタームを長くし、1990年以降27年間の勝敗および勝率を同様に並べると、
NYダウ:24勝3敗(.888)
豪ドル/円・米ドル/円:19勝8敗(.703)
日経225:18勝9敗(.666)
NZドル/円:17勝10敗(.629)
英ポンド/円:15勝12敗(.555)
という結果になっています。
これらより、NYダウの『10月末買い、4月末売り』の勝敗および勝率は、他の銘柄と比べても際立って高くなっていることが分かります。
(※ 「アノマリー」:マーケットにおいて、はっきりとした理論的根拠を持つ訳ではないものの、よく当たるかもしれないとされる経験則や傾向・パターンのこと)
当然、すべての通貨ペアや投資銘柄がそのアノマリーに当てはまる訳ではなく、また、毎年必ずワークする手法というものではないものの、投資の鉄則とも言える『(投資とは)確率の高い方にbetするゲーム』(bet:賭ける、乗る)という基準に従えば、一見する価値はあるのではないかと考えます。
以下、日経225、NYダウ、米ドル/円、豪ドル/円、NZドル/円、そして英ポンド/円の6銘柄の2000年以降における『10月末買い、4月末売り』の勝敗表(注)をご覧ください。(注:該当年の10月最終日終値レートを「始値」、翌年4月最終日終値レートを「終値」とした場合、陽線引けを「勝ち」、陰線引けを「負け」としています。)
上図より、2000年以降17年間の勝敗および勝率は、高い方から記述すると、
NYダウ:14勝3敗(.823)
豪ドル/円・NZドル/円:13勝4敗(.764)
日経225・米ドル/円・英ポンド/円:12勝5敗(.705)という結果に。
さらにそのタームを長くし、1990年以降27年間の勝敗および勝率を同様に並べると、
NYダウ:24勝3敗(.888)
豪ドル/円・米ドル/円:19勝8敗(.703)
日経225:18勝9敗(.666)
NZドル/円:17勝10敗(.629)
英ポンド/円:15勝12敗(.555)
という結果になっています。
これらより、NYダウの『10月末買い、4月末売り』の勝敗および勝率は、他の銘柄と比べても際立って高くなっていることが分かります。